どんな業務内容?

透析室での仕事は、機械を扱うなど一般病棟とはまったく違う業務と言って良いでしょう。専門性の高い職場での一日、患者さんに対する役割はどんなものなのでしょうか。

 

まず病院へ出勤したら、プライミングです。透析機械の準備を行います。
機械の操作に最初はとまどうかもしれませんが、すぐに覚えられるでしょう。
患者さんが入室。申し送りで患者さんの情報を共有したら、いよいよメインの仕事とも言える穿刺。

透析患者さんは、繰り返し長年にわたって透析を受けています。そのため、シャントをつくった腕の血管部分がこぶのようになり、穿刺しにくい状態になっていて、多くの看護師が苦労しています。シャント瘤というのですが、急に大きくなった場合には手術が必要になることも。

 

20年以上も治療を受けてきたベテランの患者さんも多く、スタッフの少しの失敗でも目についてしまうようです。そのため気むずかしい患者さんが多いとも言われます。そういった患者さんへの対応、適切にコミュニケーションをとっていく能力も求められるのです。

 

透析中は30分や一時間おきにバイタルチェックを行います。食事休憩などもこのときに。患者さんに提供する食事を準備する施設もあります。
そして、透析が終わったら返血という流れです。

 

バイタルチェックや、穿刺、抜針が主な仕事ですが、患者さんやご家族への食事や生活の指導、サポートも大切な役割のひとつ。

 

糖尿病の患者さんにとって、病は人生の一部です。ただしく付き合っていけるよう、ナースの指導は大切です。そのためには、患者さんとしっかりとした信頼関係を築いていくのも、重要な役割だと言えるでしょう。同じ患者さんと、長く付き合っていくのですから。